上記症例写真は、親知らずがまっすぐ生えていて、上の歯と噛み合っているのでちゃんと磨ければ残せるケースです。
黄色い線は神経の通っている管を示します。
顎に親知らずが生えそろうだけのスペースが確保され、まっすぐ親知らずが生えていて、なおかつ虫歯がないケースであり、上下の歯の噛み合わせが合っている場合は抜歯する必要がないです。ただし、しっかり噛んでいても親知らずは歯ブラシが届きにくく、歯の外側(頬側)に大きな虫歯があったりということはよくあります。
・ 真っ直ぐに生えて(生えてくる見込みがあり)、かみ合っている
・ 歯牙移植のドナーに適している場合
・ 骨に完全に覆われて埋まっている場合
・ 矯正移動に利用できる場合
・ ブリッジの支えになれる見込みがある場合
予防抜歯とは、親知らずの存在が、今後の中長期的視点で考えた際、問題が生じることが明白な場合は、その問題が生じる前に抜歯を行いましょうという考え方です。
例えば、親知らずが原因でブラッシングがしっかりできない部分が生じている場合。
親知らずは歯の外側(頬側)に大きな虫歯ができやすいのには理由があります。
どういうことかというと、頬に邪魔されて、歯ブラシがうまく届かないのです。こういった場合、上記のように治療器具も届きづらく、治療がしづらいので、精度が落ちるだけでなく、磨きにくさも加わって、結局長い目で見ると痛みが出て、抜歯になってしまうのです。
また、斜めに生えている親知らずも同様に歯ブラシが届きにくく、親知らずと手前の歯との間に虫歯ができてしまうケースもすくなくありません。ご自身のケアができない歯を無理に残すことはお勧めしません。
抜歯後、感染を予防する抗菌剤(抗生物質製剤)や、痛み止めのお薬を処方される場合があります。
麻酔薬をしみこませた綿を親知らずの周りの歯ぐきに置いて数分待ちます。表面麻酔をすることで次に行う局所麻酔の針の刺入時の痛みをなくします。
ゆっくりと麻酔薬を注入させ、注入時の不快感をできるだけ軽減するようにします。
親知らずを抜きます。
抜歯した穴に残った不良な肉芽組織を取り除きます。取り除くことで抜歯後の感染や治癒不全を防ぎます。
抜歯した後は出血が起こり、血餅を作ります。血餅は傷を治すために重要な役割を果たすため、血餅が取れないようにするために縫合します。
ガーゼを咬んでいただき、圧迫して止血します。
医療法人社団横浜駅西口歯科には 日本口腔外科学会認定医が多数在籍しており、親知らず専門外来チームとして診療しております。
親知らずの抜歯をした方がいいの?抜歯が怖いなど親並み相談を受け付けております。
第三者機関による評価を公開中。実際に横浜駅西口歯科グループに来院された患者様の声をご覧ください。
4本まとめて抜けるかなど専門ドクターへご相談も承っております。
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